観測用iPhoneカメラアプリ「観測カメラ」(無料)
iPhoneで観測を行うためのカメラアプリを製作しました。無料です。
配信終了しました。
カメラ画面に、基準とする写真を半透明にして重ねることで、基準写真と同じ構図の写真を取りやすくします。
用途の例としては以下があります。
- 定位置の空模様の観測
- 建築中の建物の観測
- 植物の成長の観測
初回起動時は、以下のような画面が表示されます。ここで基準写真のエリアをタッチするとメニューがでます。
フリック入力のようにタッチ&スワイプすることで、メニューを選択する操作で、慣れるとスムーズな操作ができるようになります。
撮影の手順としては、
- 基準写真を選ぶ:基準写真エリアを上へスワイプ
- カメラを起動:画面下のCameraボタンをタップ
- カメラのアングルを基準写真と同じになるように調整
- 撮影:カメラボタンをタップ
- (設定で自動保存オフの場合)写真の手動保存:撮影写真エリアを上へスワイプ
となります。
また、写真保存後は、撮影写真エリアを左へスワイプすると撮影写真をそのまま基準写真にすることができます。
以下は、基準写真を読み込んだ時の画面と、この写真でカメラを起動した時の画面です。
これだとあまり意味がないですね。
例えば以下は、左がカップを重ねて撮影しようとしているところで、右が撮影した結果の画面です。
左の写真をよく見ると、紅茶の量が違うことがわかると思います。
このように、ある一部のみが異なる写真が取りやすくなる、これがこのアプリの特徴です。
また、基準写真のエリアを下へスワイプすると、基準写真をネガポジ反転します。
先ほどのカップの撮影をネガポジ写真で行った場合が以下の左の写真です。少しずれてしまいましたが、紅茶の量の違いが分かりやすくなります。
右の写真は別の写真ですが、ほぼ構図が同じで異なる箇所がない場合にはこんな感じのグレー写真になります。(iPodシャッフルを撮ってます)
こんな感じで、基準写真をうまく重ね合わせて同じ写真を撮る、というカメラです。
観測に限らず、工夫次第で以下のような使い方も良いかもしれません。
- 思い出の場所で同じ構図の写真を撮影
- ドライブ先で車を撮影し、車は同じで背景だけが違う写真を残す
- 毎日、自分の顔を撮影
- パラパラ漫画の素材作り
- 立体視画像の撮影
※立体視画像の撮影については、機会があったら別記事で紹介してみたいと思います。
その他の主な機能は以下の通りです。
- 透過レベル(アルファ値)の設定
撮影中、右下のスライドバーで変更できます。 - 撮影後の自動保存設定(初期設定ON)
設定画面で設定できます。 - 撮影日の埋め込み(初期設定ON)
設定画面で設定できます。 - 保存画像サイズ指定(初期値1200×1600 ※最大)
設定画面で設定できます。 - 各写真イメージの拡大表示
基準写真エリア、撮影写真エリアをタップすると拡大表示します。 - 横向き画面
基準写真、撮影写真をできるだけ大きいサイズで表示します。
配信終了しました。